ドコまでも青く澄んだ空
眩しいくらいに輝く太陽
白い雲
ここはまるでリゾート地
それにしても・・・
なんだって俺たちは、こんな所に居るんだろう?
ココにたどり着いて早2日
何事もなく日々は過ぎていった
何度も言うが、まるでリゾート地のような島
俺たちは今、そんなところに居る
同じような手紙を受け取り、集まった8人
この島に着いた日、とりあえず島を調べた結果
ここが無人島であるらしいことは分かった
探索という名目で、ただ迷ってた・・・ということは内緒だ
しかし、ポジティブに考えてみよう
この澄み切った・・・とは言い切れないが、まぁキレイな海
安定した気候
気分はもうプライベートビーチ
泳ぎまくって満喫しようじゃないか、この状況を!
「もう11月になる手前っスよ・・・
こんな時期に泳いだら風邪引くっス」
「うるせぇ」
今俺に話しかけてきた体育会系っぽいこの少年は、
『蟹澤 将 (かにざわ しょう)』
しかし体格を見ても分かるが、体育会系というわけではない
「そんなことより、松野さんが呼んでたっス」
『松野 涼子 (まつの りょうこ)』
集まった8人の中で、唯一まともに炊事が出来る人物
呼ばれた、ということは少し早いが晩飯なのだろう
「ん? あぁ、今行くよ」
俺たちがキャンプとしている場所へと向かう
「遅かったな、お前の分も食っちまうところだったぜ?」
こいつは『斎藤 啓吾 (さいとう けいご)』
この馴れ馴れしさに、最初は引き気味だったが・・・
慣れてしまえばこっちのものだ
「何か成果はあったか?」
「特に何も」
「ちゃんと調べてたんだろうな」
「当たり前だろ
つーか、お前の方はどうなんだよ、サボってたんじゃねぇよな?」
斎藤沈黙
「・・・松野さん、これ美味いね」
「聞けよ、人の話」
こうして俺たちの一日は過ぎてゆく・・・
このときはまだ自分達のおかれた立場になど、気付いてもいなかったんだ
それは果たして、幸せなことだったのだろうか?
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'06-05-05