夢を見ている
いつまでも繰り返される、終わり無き夢を―
現実から逃避・・・それは何の意味も持たない
流転し、空回る
全くもって救いが無い
そんな彼等に届けよう
逃れ叶わぬ、醒めない夢を―
突然だが、この体験談とも言える話はここで終わりを迎える
ここにはもう、この“出来事”を語ることの出来る人物は一人も居ない
彼は結局、自分に責任があるのではないか?
というような罪の意識に苛まれていたようだったが、そんなことは無い筈だ
とにかく、彼の死によってこの一連の“出来事”は終局を迎えた
もし彼等の死が意味の無いものであったなら・・・
それでは本当に、救いの無いことだ
* * * * *
1997年12月 4日(木)
松野 涼子(当時16歳)
高校生。登下校に使用していた裏道で、刺殺体となって発見される
ストーカーによる犯行と断定。―抵抗した形跡あり
1999年 5月 3日(月)
斎藤 啓吾(当時20歳)
無職。道端で倒れている所を近所に住む主婦が発見。轢き逃げの可能性大
数日後、目撃者の情報により犯人逮捕。飲酒運転であったことが判明。―被害者はほぼ即死
1999年 8月24日(火)
谷 新治(当時26歳)
記者。取材中の事故により死亡
未発掘の地雷による被害のようだ。―即死
2000年 6月11日(日)
向山 愛(当時17歳)
高校生。心臓に持病持ち。手術に失敗
後にカルテの記載ミスが判明。今尚、遺族による裁判中である。―即死?
2000年 8月 5日(土)
山城 智之(当時20歳)
大学生。サークル活動で訪れた海で行方不明となる
数日後、近くの浜で溺死体となり打ち上げられる。―即死?
2001年10月17日(水)
高杉 真奈(当時19歳)
銀行員(アルバイト?)。侵入した賊の発砲、流れ弾を受け死亡
犯人は確保される。―被害者はほぼ即死
2002年 8月16日(金)
蟹澤 将(当時16歳)
高校生。崖から転落したらしい、その経緯は不明
誰かに突き落とされた・・・という面での捜査も打ち切り。―被害者はほぼ即死
2002年 9月23日(月)
有山 龍哉(当時23歳)
大学生。マンションの自室で首を吊っているところを、訪れた友人が発見
死後数日が経過していたものと見られる。―自殺と断定
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'06-08-06