殺し合いか・・・それもいいかもな




   殺人遊戯 −開始−



「そうだ、お前等の武器を教えてくれ」

「私は、これ。ナイフかな」

「俺はサイレンサー付きのピストルっていうのか?これ」



それぞれ違うな。形も。俺のとは全く違う。

そういうのを考慮して分け与えてるのだろうか。



「俺は、普通のピストルだ。なにもない」



少し歩くと滝があった。

ざーッと勢いよく流れているそうかここでなら。



「ちょっとこっちだ。滝の近くで身を隠そう」



そういって俺はあいつ等を呼んだ。

水しぶきが冷たい。けど、充分身を隠せる。

滝の裏側って言うんだろうか、よく分からないが。

下は土か・・・。




「身を潜めておこう。絶対喋るなよ。」




1時間後。


" では、戦争を始めてください "



けれども、なんの音も聞こえなかった。

結局滝がざーッと言ってるだけだ。

まだ殺す準備が出来ていないのだろうか。



「いいか、これは生き残るための戦争だと思ったらいい。とりあえず1人殺さないと俺等が死ぬ。」

「行くのか?」

「大丈夫?」



全く。人の心配するなら自分の心配しろよ。

と、思ったが言わないでおこうと思って滝から出た。

どこかに、上から見下ろせるはず。

そう思って森の近くの山を登り始めた。

銃を構えて・・・。



「誰だ!!」



息をひそめた。他校か。それとも一緒のクラスの連中か。

少し顔を覗かせると高峰だった。



「高峰!俺だ」

「馬鹿!!顔を覗いちゃ駄目だ!!殺される!!」



" バン・・・! "


頬を掠めた。

誰か他校がいるのか。

応戦しないと高峰が殺される。

でも、あいつが殺されれば俺等は死ななくて済む・・・のか。



「うわああああああああああああ」



あいつは必死で逃げていた。

そして俺の方へ来た。世話のやけるやろうだ。



 " バンバンバン!!バン!! "



ピストルで応戦。

どうやら向こうはもう逃げたらしい。

足音が聞こえていたからだ。



「ったく、お前はなにやってんだよ!」

「死ぬかと思った・・・。話し合いをしようとしたら武器も奪われてな・・・。」



やれやれ・・・そこまで馬鹿なのかお前は。



「いいから、俺等と一緒に行動しろ。じゃなきゃお前死ぬだろ」




こくっ・・・と首を縦に降った。

一緒に滝裏に戻った。




「あー!!なんで高峰が!?」

「殺されそうになったから助けた。」

「面目ない・・・」

「まぁいいじゃん。増えたら増えたで行動できるから」




 " 死人をお伝えします。涼莱高校死亡者2人 蓬莱高校死亡者3人 "



「もう3人も死んだの…?」

「うちのクラスって40人だった」

「残り37人・・・」

「やるしかないようだな」




外に出た。

敵高校がふらふら歩いていた・・・。


 " バン "



相手のヤツが倒れた。

武器を盗み、死体を水の中に放りこんだ。


それから滝裏に入る。



「佐藤・・・」

「こうするしかないんだよ」



こうして、生き残らなければ自分が死んでしまうんだから―――


続く



三話