全てが 終わる 音が した 。





   殺人遊戯  - 皆殺し -




「ッツ・・・」



少しずつ頭が冴えてくる。

もう後には引けないんだ。


恐らくさっきのグループは高峰を襲ったヤツラでずっと俺らの動向を調べてたんだろう。

それにしては迂闊すぎるか?




「・・・おかしい」




高峰がふっと口にした一言があった。




「なにがおかしいんだ・・・?」

「実はー・・・・・・・・」








滝の打つ音が大きくなる。次第に外からでは聞き取れない声になった。








「・・・有り得ないことなのか?」

「まぁ、なにもかもが揃いすぎてる感じ。有り得ないといえば有り得ない」

「そういえばもう痛くないのか?」

「あぁ・・・この薬草のおかげかもしれないけどな」





まだ麻野は震えていた。

拳をしっかりと握りなにかを耐え忍ぶように。

よほど怖いことだったんだろう。

自分の手で人を殺めたんだから。




「でも、それが本当なら・・・」

「そう、それさえ知っていれば何も怖くはない」

「確かめてみるか?」




滝裏から出て水の覗き込む。

そこには食べられるような魚がすんでいた。

他には何も無い。ただの水と言えば水だ。




「・・・その線が高いな。今までのこと考えれば・・・」

「じゃ、早く片付けないと帰れないな」

「あぁ。じゃ2組に分かれよう。近藤と俺は一緒に。高峰と麻野は二人で。」

「分かった、一応銃は巻き上げてる。」

「さてと。じゃ皆殺し行きますか」








早速森へ入ると他校が居た。

全く用心も何もしていないようで、のん気に焚き火をしていた。

木の陰から頭を狙う。






" バン! ババンバン!! "




連射。

近藤と協力しそこにいた5・6人を全て凪ぎ倒した。






「次、いくぞ」









" はい、途中経過を教えます。涼菜高校残り17名。蓬莱高校残り・・・・・・8名 "








「もう、そんなに」

「そろそろ終盤作らないとなぁ。あっはっは」






敵校が笑いながら飯を作っていた。





" バン "





「じゃ、今日の肉は・・・ぐぁえ」

「え・・・?」






" バババンバババンバンバン! "




「うわああああああ」





「そっちはどう?」

「あー、一応10人は倒したかな」

「こっちは5人」

「じゃ、後二人か」

「多分強いヤツだと思うよ。念のためトランシーバーは付けといて」

「あー、分かった」

「んじゃ検討を祈るよ」





" バン "




トランシーバーを切った直後だった。

音が鳴れば自動的に相手に伝わる仕組みになっていた。

それはすごく怖い音声を向こうに届けていた。




「 あっはははは。 あーっはっは。 殺すのって楽しい 」


「うぅ・・・ぁ・・・」


「 なんだ、まだ生きてたんですか 」


「お前達が・・・最後・・・」


「 あぁ、そうだよ。あーっはっはっは 」



「じゃあ、 さようなら 」






"  バーン・・・ "









高峰・麻野が殺された。


それはトランシーバーで佐藤たちにも伝わっていた。


生々しいあいつらの最後を・・・。





" 残り涼菜高校 2人 蓬莱高校 2人 "