◆鬼の事情◆
-双子剣士編-
【4】
「 ねぇねぇしま〜まだつかない〜? 」
「 あと少しだからもう少しだけ歩こうな 」
「 む〜しまさっきからあと少しあと少しって、ちっとも少しじゃないじゃん・・・ 」
「 それじゃ葉月があの木のところまでいったら、おんぶしてあげるよ 」
「 え!ほんと?指きりだよ指げんまん!しま絶対おんぶだからね〜っ 」
葉月はそのままころがるようにして少し歩いた所にある木へ走っていった
最近よく口が回るようになったけど、そこは5歳、まだまだかわいらしい姿に縞もついつい顔がほころんでしまう
まったく、家を出る時は「 外臭いし雨ふったら嫌だからやだ!」とか言ってたくせに
あとでお菓子を買ってあげたらコロッとしているんだから
そういえばあの子の爺さんも丁度あんなかんじの目をしていつもおんぶおんぶってねだってたなぁと縞は思い出していた
「 しまはやくはやく〜!おんぶおんぶっ 」
はいはいと縞がしゃがみこむと、小さな葉月ははしゃぎながら縞の荷物を手に持って背中にくっついた
「 今日は何しにいくの?縞の先生のおみまい? 」
「 そうだよ、先生ね病気らしいんだ、だから葉月も一緒に
早く元気になってねって言ってあげてくれる? 」
「 縞がそんなに言うなら言ってあげるよ〜 」
「 はいはい、お願いします 」
今日は縞が長年剣道を教わってきた恩師の見舞いをする為に、バスで一時間程ゆられてここまでやってきた
バスから降りてそろそろ一時間が経つ、大人が歩く早さならきっと40分くらいしかかからないだろうが
小さな葉月を連れてだとそうもいかない
「 葉月喉かわいてないか、はづ・・・なんだ寝たか・・・ 」
葉月は縞の背中で寝息をスースーたててしまっている、よほど疲れたのだろう。
縞がこの葉月のいる薫宮家に世話になるようになってからかれこれ60年近く経つだろうか
戦争とかもあったけど、ここが都会じゃないおかげでなんとか家族全員無事だった
縞の心配の種だったドジで泣き虫娘の少華も結婚して、葉月も産まれた
この葉月もいつか成人していい人を見つけて結婚して、子供をつくるのだろうか
その時も、今みたいに私はその子供の面倒を見ているのかな、そんな事を縞は考えていた。
そこまで考えると、何故かとても寂しい気分に襲われる。
周りの世界や人間は常に動いているのに、自分だけ何も動かない
鏡を前にして、ちょっと身長とか伸びたんじゃないだろうか?
と思ったりしている自分が、とても虚しい。
色々そんな事を縞は今まで何度も何度も思っては消して思っては消してきた
今日もこの辺りで、この思いは消そうと縞は考えるのをやめた。
葉月をおんぶしながら林の道を歩いてから10分程たった頃に、
門構えの立派な黒瓦と白い壁が目を引く屋敷が見えて来た。
「 葉月葉月、ほらもうそろそろ着くぞ 」
背中を揺らすと葉月は顔をパッと上げてまだ重たい目を何度も閉じては開けを繰り返している。
「 ん〜〜あれ?あの家〜? 」
「 そうそう、あれが私の先生の家だよ 」
「 ふ〜ん・・・あ! 」
「 どうした? 」
「 雨ふってきたー! 」
葉月に言われて見上げてみると、薄暗い空から雫がぽつっと落ちて来た
そしてその雫の落ちてくる量は明らかに増えていっている
一旦葉月を背中から降ろして、着物の裾をまくりあげ、足袋をぬいで素足でぞうりをはきなおし
見舞い用の風呂敷に入った荷物を葉月の背中にくくりつけるともう一度葉月を背中におんぶした
「 葉月、走るからしっかり捕まっとけ! 」
「 うんっ 」
走り出した時にはすでに雨は雫からシャワーになっていた
「 あーっやっぱ洋服着てくるんだったなー! 」
縞は着物を着てきた自分を恨みながら
バシャバシャと泥水を跳ね返し、なんとかグショグショに濡れる前に門の前に着いた。
大きな木の門の前で葉月を背中からおろし、門にもたれかかると一息ついた。
「 ふぅー・・・葉月大丈夫か? 」
葉月は小さな頭をふるふると振って濡れた髪から雫を落とそうとしている
「 ほらほら、ワンちゃんみたいでしょ 」
かわいい仕草に思わずクスクス声を出して笑いがこみあげてきた
本当にもう、かわいいなぁと縞は思った。
おっとこんな事してる場合じゃなかった
インターホンインターホンっと・・・
” ピーンポーン ”
縞が気を取り直して、立派な木造の門構えには不似合いな四角い白の箱についている黒のボタンを押すと
その箱から若い女の人の声が聞こえてきた
” はい、どちらさまでございますか ”
「 突然の訪問申し訳ありません、わたくしこちらで剣道を習っておりました薫宮縞という者です
成城先生にご挨拶をと思いまして・・・ 」
縞がそこまで言うと、インターホンの中の女の人は
” あ!ちょっとお待ちくださいね!”と言ったきり、通信は途絶えてしまった。
数分雨の音だけを聞いていると、門についている小さな門が小さく音を立てて開いた。
「 やっぱり縞様!お久しぶりでございます! 」
門の中から、髪の毛を後ろの上の方で一つにしばった袴姿の高校生くらいの女の子が姿を現した
「 お、瑞鳳か 」
「 はい!瑞鳳でございます!よくおわかりになりましたね! 」
「 縞〜だれだれ〜? 」
「 ごめんごめん、葉月、この人は ” ずいほ ” さんって言うんだよ
縞の剣道の先生の娘さんなんだ 」
「 ずいほ・・・さん 」
「 ふふふっずい姉さんでいいですよ。私もあなたのお名前聞いてもいいですか? 」
瑞鳳に優しく聞かれた葉月は完全に緊張してしまい
口をパクパクしている
「 ぼ・・・ぼく・・・はづき 」
「 葉月さんて言うのね、よろしくおねがいします 」
瑞鳳が葉月に向かってお辞儀をすると、葉月も慌ててお辞儀をした
そしてすかさず縞の後ろに逃げ込んでしまった。
葉月の爺さんも母親もそうだったように、かなり人見知りが激しい
「 ささっどうぞ中へ入ってください、葉月さんもどうぞ 」
促されて二人が中に入ると、懐かしい木の長い廊下が続いていた
瑞鳳から真っ白なタオルを渡され、葉月と縞は自分の体についた水滴を拭った
「 しまー!ここうちよりもおっきい家だね! 」
「 こら葉月!走るな! 」
「 ふふふかわいい子ですね、縞さんの息子さんですか? 」
「 とんでもない私は結婚すらしていないよ、この子は甥だよ 」
「 あらそうでしたか、ふふっごめんなさい。縞さんがここに来なくなってから5年くらいですか?
縞さん全然変りませんね〜 」
「 最後に会ったのが瑞鳳達が11歳くらいの時だから、きっと記憶が薄くなってるんだよ
まっ若くみてもらえるのは嬉しいからいいけどね 」
「 ふふふっ縞さんやっぱり昔とかわりませんね、本当に久しぶりで嬉しいですよ 」
「 うわーん!しまー!しまー! 」
「 どうした葉月、べそかいて 」
突然葉月の泣き叫ぶ声と走る音が廊下を響かせたかと思うと
その声と音の発信源はまた縞の後ろへ隠れてしまった
「 ずいおねえちゃんがもう1人いる!いるー! 」
「 いや〜ごめんごめん、驚かせてしまったようですね 」
葉月が走ってきた廊下の向こうから瑞鳳と同じ顔同じ背格好の女の子が
苦笑いしながらこっちにやってきた
「 おっ祥鳳久しぶりだな 」
「 いやはや・・・しまさん、お久しぶりです。まさか来てくださるとは思ってもみませんでしたよ
そこのかわいいぼっちゃんは息子さんですかね? 」
私はそんなに子持ちに見えるのか、縞は少し悲しくなった
「 しまぁ・・・ 」
おっといけないいけない、葉月の事を忘れてたと縞は改めて葉月に紹介した。
「 葉月、この人は、ずいお姉さんのお姉さんで ” しょうほ ”さんっていうんだ
ずいお姉さんとこの人は、双子なんだ 」
「 ふたごってなぁに・・・? 」
葉月はまだ双子と言うものを見た事がなかった
それで同じ人間が出てきて驚いたのだ
「 双子っていうのは、同じ時に産まれて同じ顔をしている兄弟や姉妹の事だよ 」
さっきまでビクビクしていた葉月はそれを聞くと一変して目を輝かせ始めた
双子というものはやっぱり子供心には不思議な存在なのだろうか
自分と同じ顔と背格好の人間がいるというのはやっぱり不思議であり、うらやましいものなのだろう
「 驚かせてすまなかったね葉月君、私の名前は「しょうほ」しょうって呼んでおくれね 」
「 うわー!声までそっくりだ!でも喋り方はしょうお姉ちゃんとずいお姉ちゃん全然違うね! 」
「 ふふふっ姉様というより、兄様って感じですわね 」
「 お、そんな事いって、昔はよく私が変りになって稽古事に行ってやったっていうのに 」
「 わーわー!姉様それは秘密ですわよっ 」
「 お前ら昔から全然変ってないなぁ 」
縞がそう言うと瑞鳳と祥鳳は声を出して笑い出した
さてつまらないのは小さな葉月、ずっと縞の着物の袖をひっぱったまますねてしまっている
「 ごめんなさいね葉月さん大好きな縞様をとっちゃって 」
瑞鳳が葉月の頭をなでると葉月はうつむいて、別に・・・と小さく呟いた
「 縞さんそういえば今日はどうしてこちらへ? 」
「 先生が最近具合が悪いって聞いたから、見舞いに来たんだ
連絡しなくて悪かった、でも突然行く方がびっくりするかなと思って 」
「 父上はそういうドッキリが大好きですからね、きっと喜びます
でもちょっと待っててくださいね、今丁度着替えをしている所なもんで
瑞鳳、客間の方に縞さんを 」
「 いやいやいいよ、案内しなくても 」
「 あ、そうですよね。知ってますよね。それじゃそっちの方でまっててくれますか
すぐ御茶とかもお持ちしますから 」
そう言うと瑞鳳と祥鳳の二人は左側の廊下へと歩いて行った
縞と葉月はそのまま今いる廊下を進み、向かい合わせのソファの間に小さな机のある
上品な客間へとやって来た。
黒い皮のソファには白い周りにレースのついた独特のカバーがかけてあり
ソファの間にある机は、テーブル部分がガラスになっている
ソファに座るとお尻が沈んでいきそうなくらいに柔らかい感触
「 あー変らないなぁ・・・ 」
縞がそうやって、懐かしさにひたっていると葉月が隣にポスンッと座り
縞の着物の袖を「ねぇねぇ」と言うように引っ張った
「 なんだ? 」
「 あのお姉ちゃん達はしまが本当は角はえてるって知ってるの? 」
「 いいや知らないよ、だから秘密な 」
「 うん、分かった、シーッね 」
そう、あの双子姉妹は縞の正体を知らない
先生は結婚をしていない、だから勿論子供もいない
でもある日、先生は養子を取った。どういった理由があったかは縞もよくは知らなかった
養子としてこの家に来た時にはその子供達は5つくらいになっていた
それが、あの双子の姉妹だ
幸い、縞がここにきている間姉妹は学校に行ったりと、時間帯が丁度合わなくて
あまり顔をあわせることがなかった
だからちゃんとお互い顔をあわせて喋りだしたのは、縞がここをやめるまでの1年間だけだった
あれから5年程たって、11歳だった姉妹も今は16歳
全然変らないですねと言われたときは、正直縞もドキッとしたが
5年くらいの年月ならなんとでもごまかせるもんだ。
「 おまたせしちゃってすいません〜〜 」
カチャカチャと何かが鳴る音がしたかと思うと、
瑞鳳が静かにオボンに御茶とお菓子を持って部屋に入ってきた
「 どうもお待たせしちゃいまして、葉月さんは甘いものお好きかしら 」
「 うん!大好き!ねぇ縞、食べていい?食べていい? 」
「 いいよ、よばれなさい 」
小さなお皿に置かれたチョコレートビスケットに葉月はワーイ!と大喜び
そして縞にはむき栗が3個程上品に盛り付けられた木のお皿が出された
「 すいません、来られるとわかっていましたら、お団子でも買って来たんですが・・・
生憎今こんなものしかありませんで・・・ 」
瑞鳳が申し訳なさそうに、熱い煎茶の入った茶碗を葉月と縞の前に置く
「 いやいや、連絡しなかったこっちが悪いんだし、そんなに気を使わないでくれよ
おっもしかしてこの栗は 」
縞がそう言うと、瑞鳳は少し顔を明るくさせた
「 はいっこの栗、うちの庭でとれた栗なんですよ。今年も一杯とれましたの
だからうちは栗だけはお店並にあるんですよ 」
「 そうかぁここに来てる時よくあの木の栗を食べたよ。
まだまだあの木も実をつけてがんばっているんだな。 」
ポクポクした栗を食べるとほんのり甘い触感が口いっぱいに広がった
そこに熱い御茶をズズッと口に入れ、喉を通して体の中へ招き入れる
すると雨で濡れて冷えた体が真ん中あたりからジーンと暖かくなっていくのがわかる
めまぐるしく変っていく世間に比べて、ここは縞と同じように時間がとまっているかのようだ
「 縞さんお待たせしました、父上の着替えが終わりました。父上には内緒にしておきましたので
どうぞ父上を存分喜ばせてやってください。私と瑞鳳はちょっと用事がありますんで一緒には行けませんが、
父上の部屋ご存知ですよね、そこに父上がいますんで。
葉月君も私のお父さんに会ってあげてくれるかな? 」
「 いいよー! 」
縞と葉月は、客間を出るとそのまままっすぐ歩き、先程祥鳳達が曲がった廊下へと進む
すると立派なフスマが見えてきた、そこが先生の自室だ。
「 失礼します 」
そういって縞がフスマを開けると、そこには布団の上で木刀のすぶりをしている老人がいた。
その老人は慌てて木刀を隠して布団の中に入ろうとしたが、
縞達の存在を確認すると驚いた顔で口を開いた
「 し、縞ではないか! 」
「 せ・・・先生・・・寝たきりでは・・・ 」
妙な間が流れた後、改めて縞は挨拶をしなおした。
「 はっはっはっはいやーまさかお前さんが来るとは思ってもみんかったよ 」
頬のこけたシワだらけの顔の先生は、縞の記憶に残っている昔と変らずよく笑う
「 連絡もしないですいません。しかし先生はこういうのがお好きだと思いましたので 」
「 はっはっはっはさすがよくわかっておるな、いやー実に驚いたが嬉しいぞ
なんせお前さんに会うのはかれこれ5年くらいになるんじゃからな、
おっそういえばそちらのぼっちゃんは 」
ちょこんと座ってぼーっとしている葉月に先生が目をやると
葉月は少し身を引いたが頑張って自分の名前を先生に伝えた
「 ほぉほぉ はづき というのかね、なんていう字を書くんだい?
・・・葉に月か、月明かりに照らされた葉のイメージじゃな、いい名前じゃないか 」
先生にそう褒められて顔を明るくさせた葉月は
その後色々話をしているうちに先生の布団に足をいれて、縞の膝を枕にして寝てしまった。
「 先生、見た所お元気そうにされていますが、あんなに木刀などを振り回して
大分体に負担がかかったんではありませんか? 」
「 何を言う、確かに年は90を超えているがまだまだ若者には負けんぞ 」
「 いいえ私にはわかります先生は元気なふりをされています。
一体何年の付き合いだと思っているんですか
おっしゃりたくないのなら構いませんが、我慢するのはやめてください 」
縞がそう問い詰めると、先生は手で頭を叩いてお前さんには敵わないなと隙間だらけの歯を見せながら笑った
「 わし癌らしい 」
先生はそう言うと溜息をつきながら仰向けに寝、天井を見つめた
縞は、そんな先生を何も言わず、何も聞かずじっと見つめた
そんな状態が何分か続いた、天井を見つめていた先生は小さな声を押し出すように語りだした。
「 娘達は入院しろと言ったんじゃがな 」
「 そうでしょうね当たり前ですよ 」
「 でもなぁ、一箇所だけならまだしもあちこち転移してるらしいんじゃよ。
手術するにもこの年じゃし、でもまぁこの年のおかげであまり癌も進行せんし
どうせ老い先短いんじゃ、変に薬漬けにされるより、こうやって我が家で娘達と暮らす方が
何倍もわしは良い、それで寿命が短くなったとしても数年の差じゃろ 」
「 ですが祥鳳と瑞鳳は、その数年だけでも長生きしてもらいたいと思っているんではないでしょうか 」
縞がそう言うと、先生は苦笑した。
「 はっはっは。お前さんはどうじゃ、変りはないか 」
「 はい、ご覧の通り、変りありません 」
「 そうじゃな、お前さんは変らんな・・・本当に、初めて会った時のままじゃ
わしはご覧の通り、とうとう、夜眠る時に、朝になって目が覚めるのだろうかと
もしかして目覚めないんじゃないか、と思うような年になってしもうたわ。
しかし不思議な事に、最近はあまり何も思わんのじゃよ
人間というのは、寿命がくると諦めがつくのかもしれんな 」
先生は立派に蓄えたあごひげをなでながら、また笑った
「 お前さんは、これから先自分の知人や動物の死を人よりも多く見届けていくだろう
わしはな、思うんじゃよ。
確かに死を迎える人間は辛いが、それよりも辛いのは死を見届ける家族や
その人間を愛し、慕ってきた者ではないかとな。
愛する者や慕ってきた人間が、今まで自分の生活の中にいたのに
ある日突然、その存在が無くなるというのはどれほど辛いことじゃろうか
その悲しみは、きっと次自分が死ぬ時まで、小さくなっても消えはしないだろう
お前さんはその悲しみを幾重にも重ねていく。
そしてわしが、もしその悲しみになろうとしているなら本当にすまない 」
「 先生、謝らないでください。私は大丈夫です、覚えてますか先生いつだったかこういう話しましたよね
お互いがもし、死を迎える時は、悲しみで余生を過ごすよりも笑いで満たそうって
だから私は悲しみません、それが先生も望んでいる事でしょうから。
それよりも祥鳳と瑞鳳の事を想ってやってください。
あの子達には、先生しかいないんですから
だからあの子達の為にも、木刀ふりまわすのやめてくださいね 」
「 はっはっはこれは言われてしまったな 」
隙間だらけの歯を見せて笑う先生に続いて、縞も小さくそして少し寂しく笑った。
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